ペットボトル梱包材生出

ガラス瓶のキャップは工夫の宝庫

食品容器の中でもガラス容器は、缶詰と並んで古くから使われていた食品容器です。缶詰のように一度開けたら二度と使えない蓋と違って、ガラス瓶は繰り返し利用を前提としていたため、キャップという組み合わせが一般的でした。

今ではいろいろな種類のキャップが製作されていますが、最初に使われていたコルクや瓶ビールでお馴染みの王冠の次に登場してきたのが、ねじの様に回転させて取り外しができるタイプのキャップでした。

ねじ込む回転の数で種類分けされており、登場当初の何回か回さないと外れなかった「スクリューキャップ」、その後わずか回すだけの「ラグキャップ」、さらに盗難防止という意味の「PP(Pilfer Proof)キャップ」などがあります。

瓶のキャップは、まさに工夫の宝庫とでも呼べるように次から次と新しいものが登場し、使う人を楽しくさせるパーツと言っていいかもしれません。